巻き爪マイスターは、超弾性合金ワイヤーの弾性力を利用して巻き爪を矯正するものです。
爪に穴を開けずに引っ掛けるだけの簡単な処置ですが、持続的な矯正力を発揮します。
巻き爪マイスターの長所・短所
巻き爪マイスターの長所
- 爪に穴を開けないので、爪が硬くて分厚い方でも比較的短時間で処置が終了する。
- 爪に穴を開けないので、超弾性ワイヤー(マチワイヤー)と比べて爪が割れにくい。
- 超弾性ワイヤー(マチワイヤー)と違い過矯正になりにくい。
- 処置は基本的に無痛。
巻き爪マイスターの短所
- 1趾しか矯正できない。
- ある程度爪の長さがないと装着できない。
- 靴下やストッキングが矯正具により破れることがある。
- MRI検査を受けるときは外す必要がある。
診察前に準備は?
ペディキュアやネイルは予め自宅で外しておいてください。
自宅での処置は?
矯正具の固定・保護と靴下やストッキングの保護のために専用テープを貼り、入浴時に取り換えてください。
装着した次の受診は?
何事も問題がなければ1,2ヵ月後に受診してください。終了か継続するか決めます。継続の場合は装着している矯正具を爪の根元側にスライドさせます。爪が割れたり、痛みが出たり、矯正具が外れたら、すぐに受診してください。